【新唐人日本2010年12月26日付ニュース】12月22日の午前0時ごろ、広東省韶関市新豊県豊城街道東明東路のある建築現場で、地盤を固めるためコンクリートを流す作業中、地面が崩落。大きな穴が3つも出現しましたが、そのうち、最大の穴はおよそ100メートル、深さは2メートル余りに達しました。さらに住民の住む建物2棟が影響を受けて傾き、ショックを受けた住民100名余りが避難をしました。
“広東新聞網”の23日の報道によると、22日の0時ごろ、建築現場の作業員が地盤を固めるため、コンクリートを流す作業をしていると、地面が崩落。そのあと数時間以内に、一体に穴が次々と出現しました。そのうち最大のものは、当日の午前4時に現れました。この穴は、豊城街道東明東路の住民の住む建物2棟の間に出来、くぼみの面積は100平方メートル、深さは2メートル余りにまで達しました。
くぼみが最も深い穴では、道路のコンクリートがすでに引き裂け、コンクリートの一部は穴に転落。地下水が穴から湧きでてきました。
崩落により住民の住む建物2棟が傾斜、最大で24センチも傾きました。建物と崩落地点付近にいた、少なくとも100名余りが恐怖を感じ、旅館や友人宅で一晩過ごしました。周りの店舗も営業を停止したそうです。
24日、崩落地点から100メートル離れたところに住む住民によると、事故発生後、現場は封鎖され、“天の穴”には近づけなくなりました。遠目に見ても恐ろしく、周りの住宅や商店にいた人々は、真っ先に避難。傾いた建物は建て直さないと、帰宅できないとみられます。
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